もしも、あの時、あの選択をしていたら
自分の人生はどう変わっていただろうか。。。。
誰しも一度は似たようなことを考えることがあるかもしれない。
私は、これまでの人生で自分の選択に「後悔」が一切ないので、
もしもあの時・・・はめったに考えない。
考えたところで、正解があるわけでもないし、
今の人生が変わるわけでもないから。
でも、もしも・・・の世界は想像力を駆り立てるには一番のお題だ。
何故に突然こんなことを思ったかというと、
Youtubeで「八白土星の今月の運勢」を聴いてしまったことによる。
どうやら、10月は精神的にも肉体的にも至難の月だけれど、
すべての事の始まりの月なので、試練に耐え、その先の未来のために頑張りましょうという内容。
目覚めた朝一でこんなネガティブな内容を耳にしてしまった心情はお察しいただけると思う。
で、そうでなくてもここ数年は鬱々気分なのに、「今月は」って強調されなくても「いままでも」ずっとそうでしたからと開き直り作戦にでたのです。
そして過去を振り返り、どの時期の自分がノリノリだったのかと思い返してみると
「特にない」という結果がでました。
これまでもずっとなにかに悩んで、迷って、苦しんできたように思う。
ただそれが、何だったのかは思い出せない。
思い出せないくらいだから、大したことではないのだろう。
結局、その時は大きな悩み(苦しみ)と思っても、
時が経てば、そのことは記憶にも残らないほどの価値のないものなのだ。
それなのに、人はその時とても悩み苦しみ、時にはそのことがきっかけで
死を選択してしまうこともある。
例えば、最愛の人を亡くしたという事象があったとして、
失った時の衝撃は相当なものである。
その人と過ごした日々を思い返しては何度も何度も涙を流し、
言葉では言い尽くせぬ喪失感に苛まれる日々が続く。
しかし、時間とともに心の傷は落ち着いていき、
数年が過ぎると、最愛の人の死も過去の事象として受け止められ、
立ち直れないと思えた悲しみ以外の他の心配事や悩みに思考がシフトしていく。
人の脳は忘れるようにできていると聞いたことがあるけれど、
過去の苦しみや辛さはとっとと忘れてしまった方がいい。
どうせ、悩みは毎日尽きることはないので、悩み倉庫のキャパオーバーにならないうちに断捨離してどんどん処分したほうがいい。
というわけで、10月の至難の月の意味は
「過去の悩みや心配事」を一掃して、
新たに発生する「悩みや心配事」に真摯に対応していく月。
にしたいと思う。
ところで、もしも〇〇なら。。。。なのだけど、
もしも私が海外で暮らしていなかったら・・・・。
そんな選択は考えられないので、
結局落とし所がわからない。