コロナかになって
思い返すと結構しんどいことが続いた。
最も辛かったことは
やっぱりあの子とのお別れ。
あまりに突然の出来事で、
なんだか
今でも現実味がない。
でもハッと我に返ると、もうあの子はいなくて。
呼んでも呼んでも、
目の前に現れることがなくて。
そんな現実を目の当たりにすると
ふと
このまま生きていて
何があるんだろう。
って思うことがある。
特別深い悩みがあるわけではないけど
生きる目的も希望もなくて
これから弱って行くだけの老後に向けて
何を楽しみに生きていけばいいのか。
そんな風におもってしまうことがある。
それでも
重い病気と戦っている友達が
「なんとか命が延びました」
なんてことをSNSでつぶやいているのを見て
心底ホッとして
生きる希望がないと思う自分が
心底嫌になったりする。
私の人生悔い無しだ。
思い残すことはない。
でもそんな人生になったのは
自分ひとりの力ではない。
家族、友人、仕事仲間
そして最愛のわんこたちのサポートがあってこそ。
周りには感謝しかない。
だから、自死の選択は私にはないのだな。
でも、どんなに悩みなく幸せそうに見える人でも
そんな選択を考えてしまう瞬間はあるということ。
生死は表裏一体だからかな。
